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採血室待ち時間短縮における取り組みにつきまして
採血をお受けになられる患者さんへ(2024年4月現在)

  当検査部採血室では,国家資格を有する臨床検査技師と看護師が担当しており,十分な管理のもとに細心の注意を払って実施しております.
  私たちは,安全かつ快適な採血を提供し, 採血待ち時間が 短くな る よう,最善を尽くしております .
以下に,最近の採血待ち時間短縮における取り組みの成果をご紹介させていただきます.

外来採血の患者さんの数は,1日あたり約900〜1000名です.

グラフ1 1日あたりの外来採血患者数の推移

(採血待ち患者の状況)
  診察前検査患者の増加により,8時10分の採血開始から採血室は多くの患者さんで混雑して,10時過ぎに100人近くの採血待ち患者さんで,30〜40分お待ちいただくことが,時々ありました(2013年5月機器更新以前).

  この採血患者さんの増加に対応できるように,検査室内の構造の見直しや検査室の機器を更新しました(2008年,2013年,2020年の3回).従来の採血室を拡張し,自動で採血管供給可能な採血台を大幅に増やしました.これら改善により採血効率が良くなり,採血待ち時間の短縮,患者や採血管の取り間違えが減少しました.

  2008年5月の機器更新以降,日ごとの待ち時間などの統計データーの算出可能となりました.

グラフ2 待ち時間毎の採血患者さんの人数

グラフ3 10分以上の待ち時間の割合を比較

  2013年5月の採血室の拡張および機器の増設により,おおむね採血待ち時間が10分以内という状況を達成できました.採血室での全患者さんの平均待ち時間は5〜7分で,10分以上の待ち時間の患者の割合は,10%程度です.
  コロナ禍の2020年8月の機器更新では採血室の拡張,レイアウトや動線の見直しなどにより,10分以上の待ち時間の患者の割合は10%未満となりました(2020・2021 年度実績).

  ただし,採血室が混雑するときもあり,朝の混雑時や季節により,長めにお待ちいただくことがあります(患者さんが50名以上お待ちの場合は,15分程度).予めご了承ください.  .

  今後も引き続き,検査部採血室においては患者さんの待ち時間短縮のための努力を続けていく所存ですので,何卒よろしくお願い申し上げます.また,採血室では,投書箱を設置しております.ご意見・アドバイスをいただければ幸いです.

東京大学医学部附属病院検査部 採血室

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