東大病院検査部の歴史
2008年5月
2008年5月,検体検査部門の「包括的外来患者採血・検体検査搬送システム」の更新が完結した.これは,前回1999年に行った同更新よりかなり年月が経過したためによる諸装置の老朽化,日進月歩の臨床検査,増加する一方の外来採血患者数,などに対応するためのものである.外来採血室は,4月21日に採血ブースを増設した上で新装オープンとなった.外来採血室のアメニティ改善は,検査4部・看護部が協力して行っている.これまでも,2007年4月に採血室のスペース拡張工事を行い,さらに,空調効果を高めるための自動ドア設置などを行ってきたが,これを機に,益々,充実すると予想される.現在,採血待ち時間が,以前に比し,大幅に短縮されるとともに,投書箱を設置するなどして,患者さまのニーズにお応えできるように努力している.
なお,本システム更新に関連し,病院経営への貢献に対して平成20年度 業務改善総長賞(特別賞)が与えられた.