東大病院検査部の歴史
2007年4月
2007年4月,正式にVascular Board運営委員会が発足し,検査部 心・血管エコー検査室における,Vascular Board支援のための血管関連検査が飛躍的に充実されることとなった.高齢化社会となり,益々重要性が増している全身血管病を評価するにあたり,これまで複数科にまたがっていた血管検査を,病院内で横断的・系統的に行なう組織としてVascular Boardが発足した.血管病のスクリーニングをどの診療科からもオンラインで簡単にオーダーでき,さらに問題が見つかった症例に対しては関係診療科を経て精密検査が行えるこの病院システムは,東大病院が全国に先駆けて実施しているプロジェクトである.検査部では,血管関連検査の充実により,本プロジェクトに大きく貢献している.