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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
尿中有形成分分析装置の評価(承認番号3333-99)
  1. 研究課題名
    尿中有形成分分析装置の評価
  2. 承認番号,承認日
    平成27年5月11日(承認番号3333-99)
  3. 内容
      尿沈渣検査は鏡検法が主流であるが,省力化のため自動分析装置を使用する施設が多くなってきている.また,体液検査も尿沈渣検査同様に鏡検法が主流であるが,末梢血を算定する血液自動分析装置で測定する機種が開発されている.しかし,今までは尿と体液の材料が異なることから,これらの検体を同一機種で測定する分析装置は開発されていなかった.今回は,検討機種を用いた基礎的性能評価,および現行機種,鏡検法との比較を行うことを目的とした.
      本研究は,当院に提出された残検体(尿,髄液,腹水,胸水など)を用いて行う.個人情報は匿名化するため,外部に流出することはない.また,シスメックス株式会社からの受託研究費により行われる.本研究の計画・実施・報告書に置いて,検査の結果及び結果の解釈に影響を及ぼすような「利益相反」は存在しない.研究結果は,学会発表・論文投稿を介して行う.(田中 雅美)
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