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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
リウマチ因子キット イアトロRFU改良品の性能評価(承認番号3333-97)
  1. 研究課題名
    リウマチ因子キット イアトロRFU改良品の性能評価
  2. 承認番号,承認日
    平成27年3月23日(承認番号3333-97)
  3. 内容
      リウマトイド因子(rheumatoid factors;RF)はIgGのFc部分を認識する自己抗体で,通常のRF定量検査で測定されるものは,サブクラスがIgM型であり,RFは関節リウマチ(rheumatoid arthritis;RA)患者の約80 %で陽性となるため,RAの診断において重要とされています.
      今回,従来試薬の測定範囲が5〜300IU/mLであるのに対し,5〜600IU/mLと従来試薬より測定範囲が拡大されたRF測定試薬の改良品が開発されました.
      本研究では,生化学自動分析装置日立LABOSPECT008を使用し,日常の臨床検査に依頼された残余検体を用いて,リウマチ因子キット イアトロRFU改良品の性能評価を行い,その実用性について検討します.(増戸 理恵)
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