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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請) 全自動化学発光免疫測定装置ARCHITECTアナライザー(アボットジャパン株式会社)における尿中NGALの性能評価 (承認番号3333-140-(1))
  1. 研究課題名
    検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)
    全自動化学発光免疫測定装置ARCHITECTアナライザー(アボットジャパン株式会社)における尿中NGALの性能評価
  2. 承認番号,承認日
    平成30年5月17日(承認番号3333-140-(1))
  3. 内容
     急性腎障害(AKI)は様々な原因によって急激な腎機能低下をきたす病態であり、早期に治療を開始することで腎予後の改善につながるため早期診断が重要です。好中球ゲラチナーゼ関連リポカリン(NGAL)はAKI早期診断の新規バイオマーカーのひとつとして注目されており、活性化した好中球から分泌される蛋白の一つです。本研究ではアボットジャパン株式会社の全自動化学発光免疫測定装置ARCHITECTアナライザーにおける尿中NGAL測定試薬の性能評価を行い、AKIにおける尿中NGALと尿沈渣像との関連性を解析してAKIの臨床評価を行います。
    当該研究は通常診療の検査後残余分を用いるため患者さんの負担が増えることはありません。なお、本研究は検査後の廃棄検体を無作為に抽出して使用し、個人特定を連結不可能匿名化した上で集団として統計解析されますので、氏名など個人を識別する情報が出るようなことはありません。解析結果は、学会発表あるいは学術雑誌への投稿で公表します。
    この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受けて実施するものです。なお、この研究に関する費用は、アボットジャパン株式会社との受託研究契約による研究費から支出されています。また、謝金はありません。連絡先:森田 賢史(内線35022)
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