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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
(1→3)-β-D-グルカン測定試薬ファンギテックGテストESの臨床的評価(承認番号3333-118)
  1. 研究課題名
    (1→3)-β-D-グルカン測定試薬ファンギテックGテストESの臨床的評価
  2. 承認番号,承認日
    平成29年1月5日(承認番号3333-118)
  3. 内容
     わが国における深在性真菌症は日和見感染として年々増加傾向にありますが、臨床診断は困難な事が多く、病理組織学的所見によるところが少なくありません。カブトガニ血球抽出物であるリムルス試薬(LAL: Limulus amebocyte lysate)は、真菌類の主な細胞壁構成成分である(1→3)-β-D-グルカンと反応する事が発見されて以来、(1→3)-β-D-グルカンの測定は深在性真菌症の迅速診断方法として使用されています。本研究では、残余検体を用いて現行法であるワコー法、および新規に開発されたファンギテックGテストES「ニッスイ」の測定値を比較し、β-D-グルカンキットの臨床的有用性を検証することを目的とし研究を行います。
     この研究に関して不明な点がある場合,あるいはデータの利用に同意されない場合には,採血後一週間以内に以下にご連絡下さい.なお,本研究は,医学部倫理委員会の承認を得ております.また,この研究への参加をお断りになった場合にも,将来にわたって診療・治療において不利益をこうむることはありませんので,ご安心ください.

    連絡先:東京大学医学部附属病院 検査部 免疫検査室
    03-3815-5411(内線35026)

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