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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
抗dsDNA抗体検査試薬の比較および臨床的評価(承認番号3333-117)
  1. 研究課題名
    抗dsDNA抗体検査試薬の比較および臨床的評価
  2. 承認番号,承認日
    平成29年1月6日(承認番号3333-117)
  3. 内容
     抗核抗体のひとつである,抗dsDNA ( double stranded DNA;2本鎖DNA )抗体は,SLE患者血清中に高頻度,特異的に検出されることが知られています.活動期の SLE では多くの場合,高抗体価を有しており,また抗dsDNA 抗体価と,疾患活動性との間に相関が認められ,診断が確定される以前からしばしば抗体価が上昇することなどから,抗dsDNA 抗体価を経時的に測定することは, SLE の早期診断,予後の観察,治療効果の判定に有用とされています.
     本研究では,「エリア dsDNA」の基礎性能評価(再現性,検出感度,血清と血漿の比較)および「ステイシアMEBLuxTMテスト dsDNA」との測定値の比較を行うことを目的として研究を行います.
     使用する検体は,どなたのものか判別できず(連結不可能匿名化),個人情報が明らかになることはありませんことを申し添えます.また,本研究に対してさらに説明を希望される方は,下記連絡先までお申し出ください.
     この研究に関して不明な点がある場合,あるいはデータの利用に同意されない場合には,採血後一週間以内に以下にご連絡下さい.なお,本研究は,医学部倫理委員会の承認を得ております.また,この研究への参加をお断りになった場合にも,将来にわたって診療・治療において不利益をこうむることはありませんので,ご安心ください.(保田 奈緒美)

連絡先 東京大学医学部附属病院 検査部 免疫検査室
03-3815-5411(内線35026)

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