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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規試薬および測定機器の評価(包括申請)グリコヘモグロビン測定装置ADAMS A1c HA-8180Tの性能評価
  1. 研究課題名
    検査部における新規試薬および測定機器の評価(包括申請)
    グリコヘモグロビン測定装置ADAMS A1c HA-8180Tの性能評価
  2. 承認番号,承認日
    平成28年4月11日(承認番号3333-107)
  3. 内容
     HbA1cは,糖尿病の診断およびコントロ−ルの指標とされる重要な検査項目である.HbA1cの測定法は,酵素法とHPLC法があり,後者がより正確とされている.しかしながら,HPLC法によるHbA1cの測定は,汎用機で測定できない,時間がかかる,異常ヘモグロビン血症の患者検体ではHbA1cを正確に測定できないなどの問題点もある.今回我々はHbA1の新規測定装置であるADAMS A1c HA-8180T(HPLC法)の基礎的検討を行い,本院測定装置(HPLC法)との比較を行うことで,本法が臨床上必要とされる性能を有するかどうかについての評価を行うことを目的とする.また,異常Hbの検体に遭遇した場合には両法による測定値の乖離についても検討を行い確認する.(久米 幸夫)
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