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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
ドライケミストリー法による臨床化学検査の精度評価(承認番号2424)
  1. 研究課題名
    ドライケミストリー法による臨床化学検査の精度評価
  2. 承認番号,承認日
    平成21年2月9日(承認番号2424)
  3. 内容
      肝機能検査(AST,ALT)や血糖検査(グルコース)を代表とする臨床化学検査において多層フィルムを用いるドライケミストリー法が開発され30年を経過した.ドライケミストリー法は,液体試薬を用いず,水が不要で廃液を生じないことから手術室や病棟のベットサイド,検査室を持たない診療所などにおいて広く利用されている.血液試料10μlをフィルム上に点着するだけの簡便な操作で正確かつ高精度に臨床化学分析を行う.臨床化学検査は常に高い精度と正確度が要求され,迅速な結果報告も要求されることから,日夜の技術開発と品質改良を要している.
      本研究では,臨床化学検査を対象に富士フイルム株式会社が開発した富士ドライケム臨床化学自動分析装置および専用試薬である多層フィルム(体外診断用医薬品)を用い,その精度・性能評価を行うものである.(横田 浩充)
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