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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
免疫グロブリン製剤の投与が自己抗体測定に与える影響 (承認番号2019079NI)
  1. 研究課題名
    免疫グロブリン製剤の投与が自己抗体測定に与える影響
  2. 承認番号,承認日
    2019年7月1日(承認番号2019079NI)
  3. 内容
     免疫グロブリン製剤は発売されて30年以上経つ血液製剤です。当初は低・無ガンマグロブリン血症と重症感染症治療の治療に使用されていましたが,その後大量投与が多くの自己免疫疾患に対して効果を示すことが報告されたことで適応が拡大され,現在多くの自己免疫疾患に使用が認められています。これらの自己免疫疾患では,治療効果の判定を目的として時系列的に自己抗体の測定を実施する場合がありますが,免疫グロブリン製剤中に自己抗体が含まれていると測定に影響する可能性があります。
     本研究では,免疫グロブリン製剤の大量投与により,自己抗体の測定に与える影響について精査行うことを目的とします。(保田奈緒美)
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