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東大病院内の横断的組織・チーム医療への貢献
糖尿病療養指導士による糖尿病診療への参画

  東大病院検査部では糖尿病チーム医療への参画を積極的に行い,臨床検査技師の専門性を生かしたサポートを行っていこうと考えています.検査部に在籍している5名の糖尿病療養指導士が,他医療職種チームとカンファレンスを行い,連携をとりながら糖尿病予防・治療・教育活動に取り組んでいます.

  その一環として,現在は糖尿病患者さまへの糖尿病に関する検査の情報をご説明,ご提供できるように
  糖尿病教室(入院・外来患者さま向け)
  SMBG(自己血糖測定機器)集団指導(入院患者さま向け),
  検査に関する情報提供(外来患者さま向け)
などを行っております.

  また近年では,患者さまのニーズに応じたきめ細かい対応が可能で利便性に優れた各種SMBG機器が登場しておりますが,これら製品の基本性能の検討や,検体の微量化,測定時間の短縮,測定精度の向上などの改良のための研究も行っています.

糖尿病チーム構成メンバー
   糖尿病・代謝内科医師45名 (糖尿病専門医14名・指導医2名)
   検査技師 7名(全員糖尿病療養指導士)
   看護師 10名(うち糖尿病看護認定看護師1 名, 糖尿病療養指導士7名)
   薬剤師 4名
   管理栄養士 9名(うち糖尿病療養指導士4名)

これらの活動は日本臨床検査自動化学会「チーム医療実践検査室ネットワーク」に登録しております.

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