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50周年に寄せて(2005年)
外注検査

長野 百合子

 1,新規追加項目について
平成12年6月5日
  T型コラーゲン架橋N-テロペプチド(尿),抗糸球体基底膜抗体,KL-6,抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA・RF),
  トータルプラスミノゲンアクチベータインヒビター1(PAI-1),肺サーファクタントプロテインD(SP-D)
  フォスフォリパーゼA2,プロコラーゲンーV-ペプチド(P-V-P),C1-インアクチベーター活性
平成13年5月28日
  HIV1-RNA定量(高感度法),麻疹ウイルス抗体IgG,IgD,モノクローナルRF結合免疫複合体
  (M-RF),免疫複合体C1q,骨アルカリフォスファタ-ゼ(BAP),フリーテストステロン,尿中BTA,PSA-ACT
  PSA F/T,ル-プスアンチコアグラント,抗ストレプトキナ-ゼ(ASK),ヘリコバクター・ピロリ(13C尿素呼気試験)
平成13年9月3日
  赤痢アメ-バ-抗体,インスリン抗体,HCG-CTP,CA72-4,BCA225,遊離脂肪酸(FFA)
  エステル型コレステロール,レチノール結合蛋白,アルミニウム,t-PA・PAI複合体,17KS7分画,コクサッキーA4
  LAP,CMV(C7-HRP),B細胞表面免疫グロブリンIgG,IgA,IgM,IgD,カルシトニン
  アミラーゼアイソザイム,FISH法(3項目),特異的IgE(20項目)
平成14年3月18日
  SCC抗原,神経特異エノラーゼ(NSE),レニン活性,アルドステロン,C-ペプチド(血中,尿)
  テストステロン,副腎皮質刺激ホルモン(ACTH),TSHレセプター抗体(TRAB)
平成14年4月1日
  マトリックスメタロプロテアーゼー3(MMP-3),抗LKM-1抗体,トロンボモジュリン,HTLV-1抗体(W・B法),
  デルタ肝炎ウイルス抗体(HDV抗体)
平成15年5月19日
  HBV DNA定量(PCR),
平成15年6月11日
  β2マイクログロブリン(BMG)(尿,髄液)
平成15年9月5日
  高感度PSA,抗デスモグレイン1抗体,抗デスモグレイン3抗体,尿中レジオネラ抗原
  平成15年10月14日
  特異的IgE(8項目)
平成16年3月16日
  フルクトサミン
平成16年10月26日
  特異的IgE(3項目),T型コラーゲンC末端テロペプチド(1CTP),抗Scl-70抗体(二重免疫拡散法),
  抗Jo-1抗体(二重免疫拡散法),フォンウィルブランド因子抗原定量,総ホモシステイン,尿中鉄
平成16年12月21日
  酸性フォスファターゼ,前立腺酸性フォスファターゼ,アポ蛋白A-1,A-U,B,C-U,C-V,E
平成17年4月5日
  T型コラーゲン架橋Nテロペプチド(血清中NTx)
2,院内移行項目について
平成14年4月1日
  抗ミトコンドリアM2抗体,クラミジアトラコマティス抗原(イムノクロマト法)
平成15年8月11日
  C-ペプチド(血漿,尿)
平成16年4月7日
  BNP
平成16年4月20日
  AFP-L3%
3,中止項目について
平成15年5月16日
  デルタ肝炎ウイルス(HDV)抗体
平成15年7月17日
  エストロゲンレセプター(EIA法),プロゲステロンレセプター(EIA法)
平成16年11月30日
  特異的IgE(ネコ上皮,ハウスダスト6)
4,業務について
 平成14年4月1日 検査部における外注検査委託業務を検査会社から継承する
 平成14年9月9日 臨床試験検体の処理と委託を開始する
 平成15年4月1日 大塚アッセイ研究所が合併によりビー・エム・エル社になる
 平成15年4月1日 新システムを開始する
 平成17年4月1日 SBSが合併によりSRLになる
5,外注検査について
  新しい検査項目,保証された精度,測定機器の特殊性,測定手順の難しさ,経済性などの点からみて外注にだされる検査項目は今後もますます増加すると考えられる.しかし,委託業務の現状況から鑑みて今後も検査に精通した検査技師が教官とともに外注検査の管理運営にあたることが望ましい.業務についていえば外注検査に関係したシステム修正を柔軟に行えるようになることや,現在使用しているFD以外の別な媒体を使っての情報のやり取りに移行するのではないかと推察している.
教官 北村,中原,池田(敬称は省略させていただきました)
職員 (大形,古積)(笠羽),長野,四元,田中,平澤

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