東大・慶應大研修交流会
2024年4月20日(土)
2024年4月20日(土)、東大・慶應研修交流会を開催しました。本交流会は若手技師を中心に、普段知ることが出来ない他施設の運用を共有することで、今後の自施設の業務に生かすことを目的としております。本会には、慶應病院から44名、東大病院から30名の技師が参加しました。第一部は、会議室にて、各施設、検査室毎に、運用状況や日常の取り組みを紹介し、活発な討論がおこなわれました。第二部は、実際の当施設を見学し、運用方法への疑問点や運用への取り組みについて、それぞれ質疑をおこないました。 多くの技師が本会に参加し、貴重な知識を得ることができました。今後も継続して交流し、個人のスキルアップと自施設運用の改善に役立てていきたいと思います。
小野 佳一(東京大学医学部附属病院・臨床検査技師長)
今回の交流会は東大の蔵野信検査部長の提案があり実現しました。昔は活気があったとのことでした。私が東大検査部に在籍していたのは10年以上前になりますが、当時は山梨大学や筑波大学の検査部と相互の交流会、国立大学病院臨床検査技師会の関東甲信越ブロック研修会を開催してました。これらの企画は、特に若手技師からの評判が良く、他施設技師との交流の機会となり、業務運用を学び刺激になる、思い出の1ページになる、といったものでした。私自身は昭和60年に開始した山梨医大検査部との野球大会を通じての交流が思い出のページになっています。
私は定年が近づきましたが、今後も定期的に交流し、個々の力量アップとより良い自施設の運用を考案して頂きたいと願います。さらには数施設に拡大しての交流、これを期待したいと思います。
横田 浩充 (慶應義塾大学病院 臨床検査技術室・室長)